キッチンは日常使いで汚れやすく、時には表面がべたつくこともありますね。
汚れをすぐに掃除するのがベストですが、それが難しい時もあります。
そんな時に便利なのが、キッチン用の防汚シートです。
100円ショップやDIYストアで簡単に購入でき、見た目もおしゃれなものが多いですよね。
ただ、長く使っていると、シートがしっかりとくっついてしまい、剥がすのが大変に。さらに、剥がした後に残る粘着材に困ることもあります。
この記事では、キッチン用防汚シートをドライヤーとスクレーパーを使って簡単に取り除く方法、そして粘着材を除去する方法を紹介します。
この2つのツールで、古いシートや厄介な粘着材とお別れしましょう!
キッチン用防汚シートの取り除き方!
長く使って汚れたキッチン用防汚シートを新しくしたいと思っているあなたへ。
ドライヤーやスクレーパーを使えば、このシートを簡単に剥がせます。
大掃除の時に新しいシートに変えようと思っても、うまくいかないこともあるでしょう。
ここでは、そんな時に役立つシートの簡単な取り除き方を説明します。
ドライヤーで加熱
キッチン用防汚シートをドライヤーの熱風で温めて、剥がしやすくしましょう。
熱風で粘着部分が柔らかくなり、剥がれやすくなります。
ただし、加熱しすぎると粘着部分が逆にべたつくことも。適度な温度で、慎重に剥がしてください。
急いで剥がすと、粘着部分が残り、べたつく原因になるので、ゆっくりと丁寧に剥がしましょう。
このドライヤーを使った方法は、簡単で効果的ですよ。
樹脂製スクレーパーの使い方
スクレーパーをご存知ですか?
これは、剥がす作業に使うヘラ型の道具です。
キッチンでは、傷つきにくい樹脂製(プラスチック)のスクレーパーが最適です。
「キッチンの防汚シートを剥がすだけで使わない」と思うかもしれませんが、スクレーパーは多用途で便利です。
食器やフライパンのこびりつき除去、ガラスに貼ったシールの取り除きなど、いろいろな場面で活躍します。
洗い物の前に固まった汚れを取り除けば、洗浄が楽になり、水の節約にもなります。
100円ショップやホームセンターで簡単に手に入るので、一つ持っていると便利です。
ただし、キッチンの壁がクロスの場合は、スクレーパーの使用を避けるべきです。タイルなら問題ありませんが、クロスだと壁紙を傷つける可能性があります。
キッチンの防汚シートの粘着汚れを除去する7つの方法!
キッチンの防汚シートを剥がした後、残念ながらシールの跡や粘着部分が残ってしまうことがあります。
ですが、以下の7つの方法で粘着汚れを解決できます!
・湿布とラップでの処理
・酢を使ったパック法
・食器用洗剤パック法
・シール除去クリーナーの使用
・消しゴムを使った除去法
・新しいシートで覆う方法
各方法を詳しく見ていきましょう。
ガムテープ活用法
キッチンの防汚シートを剥がした後に残る粘着汚れは、糊成分です。
ガムテープにも同じ成分が含まれています。これを粘着汚れに押し付けて、互いにくっつけることで汚れを取り除くことができます。何度か繰り返すと、汚れが徐々に取れます。
布製のガムテープを使用するのがおすすめです。紙製のものだと、ガムテープの紙部分が汚れに残る可能性があります。
家庭にあるガムテープを使えば、簡単にできますよ。
湿布とラップでの処理
残った粘着汚れやシールの跡を水で濡らし、その上にラップをかぶせます。
約30分間放置して水分を吸収させた後、拭き取ったりスクレーパーで除去してみてください。
酢を使ったパック法
乾いた布やティッシュに酢を浸して、粘着汚れにパックのように当てます。
数分間置いた後に剥がすと、汚れが弱まり、除去しやすくなります。
酢の酸性成分が粘着汚れを弱める効果があるため、キッチンで安全に使えます。
食器用洗剤パック法
食器用洗剤を粘着汚れに塗り、ラップで覆ってパックします。
30分から1時間放置した後にラップを取り、汚れを拭き取ります。スクレーパーを使うとさらに効果的です。
ただし、タイルの種類によっては色褪せる可能性があるので、注意が必要です。
シール除去クリーナーの使用
市販されているシール除去クリーナーを使って汚れを剥がしましょう。
広範囲に広がったシールの残りに効果的です。
100円ショップやホームセンターで手に入ります。
消しゴムを使った除去法
消しゴムを使って粘着汚れをこすり落とします。
摩擦で汚れが取れますが、広範囲の汚れには労力が必要です。
小さな汚れには手軽に対処できます。
新しいシートで覆う方法
粘着汚れがどうしても取れない場合、新しい防汚シートを上に貼るという方法もあります。
見た目を整えるために有効な最終手段です。
さまざまな方法がありますが、全てが効果的でない場合もあるので、状況に応じて複数の方法を組み合わせて試すと良いでしょう。
キッチン掃除に革命をもたらす新ツール:マスキングテープ!
キッチン清掃はこれまでの防汚シートの剥がし方とは違う新しい方法をご提案します。
それがマスキングテープです。
マスキングテープと聞くと、手紙のデコレーションやアートプロジェクトを思い浮かべがちですが、実はキッチン掃除にも役立つんです!
キッチンを清潔に保つ他のアイテムや方法も合わせて紹介します。
マスキングテープの使い方
マスキングテープの使い方は簡単です。IHの横やタイルと壁の接続部分にテープを貼るだけ。
私の家では、キッチンだけでなく、洗面台やお風呂の窓枠などにも使っています。
テープを貼るコツは、しわができないように伸ばしながら貼ることです。
これにより見た目もスッキリし、掃除も楽になります。
使用前に汚れを拭き取り、マスキングテープが汚れたら新しいものと交換するだけです。
特にパッキンや溝は汚れやすいので、定期的な交換で清潔を保てます。
このテープは100円ショップでも手に入りますが、タイル部分には使えないので、通常の拭き掃除が必要です。
置き型レンジガードの利用
タイルの汚れが気になる場合は、置き型レンジガードの使用がお勧めです。
コンロ周りに設置するだけで、油はねを防ぎます。
使い捨て可能なアルミタイプ、おしゃれなガラスタイプ、耐久性のあるステンレスタイプなどがあります。
100円ショップでも手に入るので、気軽に試せます。
キッチンの防汚シートと異なり、貼る必要も剥がす手間もなく、べたつきの心配もありません。
即時清掃の大切さ
「すぐに掃除するのは面倒」と思われるかもしれませんが、油汚れは温かいうちに拭き取ると簡単に落ちます。
料理後すぐにタイルやコンロを軽く拭く習慣をつけると、キッチンを常に清潔に保てます。
私は調理後、乾いた布にアルコールスプレーを少し吹きかけて、コンロ周辺をサッと拭きます。これにより汚れが付着しにくく、掃除がずっと楽になります。
汚れを溜め込んで後で掃除すると大変ですから、日々の小さな努力が重要です。
キッチン掃除のポイントまとめ
・剥がれにくいキッチンの汚れ防止シートは、ドライヤーで温めると剥がしやすくなります。
・スクレーパーを使った方法も効果的です。
・キッチンの防汚シートを剥がした後の粘着汚れは、ガムテープで取り除けます。
・水、お酢、食器用洗剤を使ったラップパック法で汚れやシールの跡を除去できます。
・汚れの範囲によっては、シール剥がしクリーナーや消しゴムを使うとよいでしょう。
・パッキンや溝にマスキングテープを使うと、汚れ防止と掃除の手間が減ります。
・タイルの油汚れには、置き型レンジガードが便利です。
キッチンの防汚シートは掃除を楽にするものですが、長期間放置すると剥がれにくくなることがあります。
これらの方法を試すことで、キッチンを効率的に清潔に保つことができます。
日々のちょっとした手間で、掃除がずっと楽になるので、ぜひ試してみてください。
キレイなキッチンを保つことができますよ。